プロ転向3日で快挙

優勝し笑顔でポーズを決める松岡亜音

日本プロサーフィン連盟(JPSA)ショートボード第3戦「さわかみチャレンジシリーズ 第25回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯―ChallengeⅡ―」が9日、茨城県大洗町磯場ポイントで開催された。

高校1年生の松岡亜音(あのん、15)が全日本チャンピオンや強豪プロを抑えて優勝。松岡自身も6日に行われた同シリーズのプロクラストライアルで公認プロとなっており、転向直後の快挙となった。

準決勝で実力派の脇田紗良(ランキング暫定1位)を退けると、決勝は勢いそのままに、須田那月(JPSA2019年チャンピオン)に大差をつけた。「何も失うものはなく、思いっきりやりました。自分の持っている最大限の力を出せた」と振り返った。

南房総の千倉出身。親が南千倉海岸でサーフショップを経営していることから小学時代に競技をはじめ、アマチュアの大会で数々の優勝を飾り、昨年はジュニアの世界選抜にも選ばれた。パリ五輪へ向けた期待の星は「家族、スポンサーの皆様、友達、応援してくれている皆さんに(優勝を)伝えたい」と感謝した。

 

<9月22日付 スポニチ本紙掲載記事>

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