ユニナビ University NAVI Vol.19

“ONE TEAM”で大会応援”実践モード”

東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会と連携協定を結ぶ実践女子大学(城島栄一郎学長)がこのほど、東京・渋谷キャンパスで「ALL JISSEN FESTIVAL!~東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、オール実践で盛り上げよう!2019~」を開催した。同女子大生に加え実践女子学園の中学生、高校生らの約200人が参加、大会の表彰台に使用する使い捨てプラスチックの組織委員会への贈呈式や、応援動画の撮影などを行い、大会への応援ムードを高めた。

イベントで大会応援ムードを高めた”オール実践”

組織委員会「使い捨てプラスチックを再生利用した表彰台プロジェクト」に参加

贈呈式には同女子大のオリンピック・パラリンピックプロジェクトメンバー11人が出席。井古田安曇さん(文学部3年)が組織委員会の手島浩二総務局長にプラスチックボトル約400本と詰め替え用パウチ約1800袋の目録を手渡した。

14年に組織委員会と連携協定を結び、さまざまな取り組みを行ってきた同女子大は今年10月末から組織委員会の「使い捨てプラスチックを再生利用した表彰台プロジェクト~みんなの表彰台プロジェクト」に参加。日野、渋谷両キャンパスと同女子学園高・中に回収箱を設置、シャンプーや洗剤の空き容器などの提供を呼びかけた。

井古田さんは「予想以上に集まりました。こういった形で東京五輪に関わることができてとてもうれしいです」と振り返った。伊藤彩乃さん(生活科学部3年)は「多くの人に再利用できることを知ってもらういいきっかけになりました」と喜んだ。同女子学園高の黒田菜夏さん(2年)も「高校のボランティア委員が回収時の注意点や呼びかけの仕方を話し合い、中高全体で協力しました」と胸を張った。

手島総務局長は「組織委員会は持続可能性を需要なテーマと考え取り組んでいます。今回の取り組みは大変ありがたいこと」と深く感謝した。

同女子大のオリンピック・パラリンピック連携推進室の深澤晶久教授(文学部)は「持続可能性を考える、貴重な場になりました。学生が具体的な行動として考えてくれたことが大きかった」と成果を口に。この日のイベント全体についても「卒業生から中学生まで、縦のつながりで取り組むことができました」と総括した。

目録を手渡された組織委員会の手島浩二総務局長

過去最大規模!「女子大生フォーラム」大会前最後の集大成!!

ボッチャをする学生たち

イベントは15年から毎年12月に行ってきた「女子大生フォーラム」の大会前最後の集大成として過去最大規模で開催。第一部ではプラスチックの贈呈式の他、持続可能性に関するワークショップ、組織委員会総務局の大谷貴嗣・持続可能性企画課長による特別講演も行われた。

第二部ではパラ競技・ボッチャのチーム対抗戦にも挑戦。原茉帆さん(文学部2年)は「難しかったが楽しかったです」と感想を話した。大会中に競技会場で流す応援動画を募る組織委員会のプロジェクト「Make The Beat!」の動画撮影も実施。同女子学園中吹奏楽部が2020ビートを演奏、なぎなた部などの部活動の学生も加わり元気いっぱいのパフォーマンスを繰り広げた。

着物姿で参加した礼法研究部の仲夏希さん(生活科学部1年)は「選手に頑張ってほしいという思いを込めて踊りました」と笑顔で語った。

次ページ 拓大・池田の入団会見

拓大MF池田廉J2琉球入団会見

入団会見を行った拓大・池田(右)

「夢だったプロ選手になれてうれしい」

J2琉球入りが決まった拓大MF池田廉(22)の入団会見がこのほど、東京・文京区の同大キャンパスで行われた。「小さい頃からの夢だったプロ選手になれてうれしい。自分を信じてやってきてよかった。親や関わってくれた人のおかげ。感謝を忘れず恩を返したい。チームの勝利に貢献したい」と抱負を語った。2年春のデビュー戦でいきなりゴールを決めるなど攻撃的MFとして活躍した。強豪の習志野高出身だが、一般入試で入学し、一番下のチームからはい上がった苦労人でもある。琉球には元日本代表MF小野伸二(40)もいるが「話しかけていろいろと学べたら」とプロの極意を貪欲に吸収したい考えだ。

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