次世代のスターたちが新潟で激突!!

第5回「次世代育成大学野球サマーリーグ」が8~11日に三条パール金属スタジアムを中心に行われる。東京六大学から早大、慶大、全日本大学選手権優勝の明大、法大と立大が、東都からは東洋大が参加。1、2年生が主体となり、リーグの枠を超えて新潟の地で激突する。また、地元の新潟大、新潟医療福祉大のほか県内の高校も参加し、地域貢献もテーマに行われる。魅力あふれるサマーリーグについて、2回特集する。

神宮じゃなくても見られる「早慶戦」

出場校の顔ぶれを見て、ワクワク感が止まらない人も多いはずだ。1、2年生中心のチーム編成だが、六大学の華と呼ばれる〝早慶戦〟(11日)を筆頭に注目カードがズラリ。大学選手権覇者の明大、強豪の立大と法大、東都の東洋大、首都からは筑波大、地元の新潟医療福祉大、そして初出場の新潟大が顔をそろえる。

全日本大学選手権を制した明大

地元ファンにとっての楽しみは、普段、神宮球場でしか見ることのできない東京六大学や東都などのレベルの高い対戦が新潟で見られることだろう。そして、強豪相手に新潟大、新潟医療福祉大の地元勢がどこまで食い下がれるか。こちらも注目だ。

そもそも「サマーリーグ」とは若手の育成と地域貢献を目的としたプログラムで今年5回目。8~11日に三条パール金属スタジアム、見附運動公園野球場、長岡市悠久山球場、三条燕総合グラウンドを舞台に試合が行われるので、ぜひ球場に足を運んで観戦してほしい。

現在は下級生だが、いずれは神宮の星として輝く選手が数多くいる。将来のドラフト候補や社会人野球の主軸を見つけることもサマーリーグの大きな楽しみとなる。

リーダー、チア、吹奏楽で華やか応援合戦!!

スタンドの応援合戦もサマーリーグの見どころの一つ

そして、熱い戦いを盛り上げるのがスタンドの華、応援団だろう。第4回大会から応援指導部招へいが実現。早慶のリーダー、チア、吹奏楽部が参加。エール交換なども行う。昨年同様早慶戦に加え、今年は10日の明立戦でも応援合戦が行われる。

テーマソングに沿って母校を応援する高校野球も楽しいが、大学野球は各校が伝統の応援歌を多用し、選手とスタンドが一体となることが特徴。団員は広報活動を通して観客を集めたり、各校のグッズを配布。スタンツと呼ばれるチア演技でも来場者を楽しませてくれる。

早慶戦では三条高吹奏楽部がコラボ演奏する

早慶戦では三条高校吹奏楽部とコラボする。昨年に続く共演を前に、慶大応援指導部の下方駿佑さんは「選手のみならず、新潟の皆さまの心に届く応援を作り上げます」と抱負。三条高校吹奏楽部の稲田千聖さんは「昨年は初めてで不慣れな事が多く大変だったが、今年は試合も演奏も楽しみたい」と張り切っている。

詳細は公式サイト参照。

第5回サマーリーグ 大会スケジュール (PDFファイルが開きます)