コロナ禍経て「ホットペッパーグルメ」が進化 さらに飲食店に寄り添ったサービスに

クーポンだけじゃない‼ ネット予約機能の提案や業務支援も充実

 コロナウイルス感染者数が減少傾向になり、飲食業界は活気を取り戻しつつある。それに伴い、手軽に飲食店を検索、予約できるサービスの利用も増えている。リクルートは、ネット予約可能店舗数No.1(※)の「ホットペッパーグルメ」にて飲食店の販促支援をしてきたが、コロナ禍を経てさらに飲食店に寄り添ったサービスの提供体制を強化している(※2021年6月時点、東京商工リサーチ調べ)。これまで業界と伴走してきたリクルートDivision統括本部・飲食Divisionディビジョン長の徳重浩介氏(39)に、進化の秘密を聞いた。

「目的意識を持った外食が増えている」

リクルート・徳重浩介氏

誰よりも飲食業界に思い入れのある男の表情が輝いた。

長かった自粛期間を経て、緊急事態宣言が解除。酒類の提供や午後8時以降の店の営業も可能になった。「やっと外食市場に回復の兆しが見えてきました」と語る徳重氏はうれしそうな顔になった。

リクルートが手がける「ホットペッパーグルメ」は2000年からクーポンマガジンとして消費者の店探しと飲食店の販促活動を支援してきた。スマホの普及に伴い、時代に先駆けて飲食業界におけるネット予約推進に着手。その後、飲食店の集客手法をネット予約に導き、消費者、クライアント双方のネット予約文化を作るために尽力してきた。

徳重氏は新卒で入社すると同時に飲食店の担当になった。大手チェーンが伸びてきた時期から、業界とともに伴走。まさにネット予約推進時期に身を置いたことから「ホットペッパーグルメといえばクーポンのイメージが強いと思いますが、ネット予約機能の提案や業務支援もやっています。このことをもっと多くの飲食店の方に知ってもらいたい」と力を込めた。

コロナ禍の現在は「目的意識を持った外食が増えている」と分析する。従来開催されていた宴会などが減少し、小規模やプライベートなシーンが増加。店舗側はコロナの影響で人材が不足気味であり、非接触の意味合いからも消費行動のデジタル化への対応といった課題が継続して存在するという。

「長く経営を続けてもらいたいし、出店も増やしてもらいたい。そして業界貢献につなげたいという思いがコロナを経てより強まりました」。苦しい時期を経たことが飲食店の業務支援、売り上げ、利益を創出するサポートに本格的に踏み込むきっかけになった。

「Air ビジネスツールズ」活用でDX推進→売り上げ増&生産性向上

具体的には、同社が提供する『Airレジ』『Airペイ』『Airシフト』をはじめとした業務・経営支援サービス「Air ビジネスツールズ」を活用することで、飲食店におけるDX推進とデータ活用が可能になる。これにより、売り上げ増だけでなくコストの最適化も実現でき、利益創出や生産性向上につながっていく。

店舗側のメリットとして
①席稼働、会計状況がサイトに反映され、空きそうな席が在庫化し超リアルタイムに集客ができるようになる
②注文、会計から得られる精度の高いCRM(顧客関係管理)施策
③注文、会計データから顧客属性別の人気メニューを分析して商品開発に利用――などがある。

デジタル化はカスタマー側にもメリット大「より速くシンプルな飲食体験」に

一方のカスタマー側は
①超リアルタイムで空席情報を把握
②注文画面から会計まで同じプラットフォームで完結
③自分の好みにあった店舗・メニューのレコメンド――などのメリットを享受できる。

つまり、注文から会計までがシームレスとなり、「より速くシンプルな飲食体験」という新たなアタリマエを作っていくことで、外食の体験価値を上げていく。

最初の10年はクーポン提供、次の10年はネット予約、そして次の10年は飲食のDX推進と目標は明確だ。「コロナで影響を受けた飲食業界が元気を取り戻せるサポートをしたい。そして「Air ビジネスツールズ」を使って業界のデジタル化を推進したい」と徳重氏。熱い思いを胸に、今後も愛する業界のために奔走する。

2022年1月末まで‼ 大ポイント還元祭

ホットペッパーグルメは来年1月末まで「大ポイント還元祭」(第1弾)を実施中。期間内にエントリーして対象コースを予約&来店すれば、通常ポイントに加え限定ポイントが最大5000ポイント加算される。早期終了の場合もあるので早めの利用を。