コロナで在宅時間増え”新たな喫煙様式”

新たな生活様式が求められるウィズコロナ時代。「3密対策」「在宅勤務」「オンライン飲み会」など数多くのキーワードもクローズアップされている。盆休み真っ最中という人が多い今、コロナと生きる私たちの生活について考察した。

自宅での過ごし方に関する意識調査

ウィズコロナ時代には在宅勤務がつきもの。テレワークには移動を伴う出勤時間などはないが、そのかわりメール、チャット、資料作りとやることは多い。

そんな中、急に生活様式が変わったことで「在宅中にはいつ休んだらいいのだろう」と休憩の悩みを抱える人が増えているという。

ここに興味深いデータがある。このほど行われた「自宅での過ごし方に関する意識調査」(パイルアップ社)では、自宅で過ごす時間が増えたことで「ストレスを感じる」という回答が86%に上った。併せて男性のストレス発散方法は「喫煙」がNo.1だった。意外にも67.5%の非喫煙者が自宅での喫煙を許容しており、そのポイントはにおいや健康懸念にあることが分かった。

家族への受動喫煙防止からも加熱式たばこへの関心高まる

さらに、4月施行の改正健康増進法によって飲食店などが原則屋内禁煙となった一方、加熱式たばこなら飲食と一緒に楽しめるケースがある。そして、在宅時間が増えたことで、家族への受動喫煙防止の観点から加熱式たばこへの関心が高まってきた。そもそも加熱式たばこには「低温タイプ」と「高温タイプ」が存在する。低温タイプは紙巻たばこと比ベてニオイが1%未満、健康懸念物質99%以上のカットを実現。吸い応えを重視した高温タイプも、紙巻たばこと比較してニオイを5%未満、健康懸念物質90%以上をカットしている。家の中で吸っても家族にほぼ気付かれないレベルの加熱式たばこが近年普及してきているのだ。

具体例を挙げると、7月2日にはJTからメンソール特化した加熱式たばこ用デバイス「Ploom S」のアップデート版「Ploom S 2.0」が新発売。前モデルから充電時間や充電サイクル、加熱プロファイルなど改良されており、休憩時間に爽快感を感じたい人にはオススメだ。

新しい生活様式に合致するメンソール特化型加熱式たばこ。ウィズコロナ時代の人気商品となりそうだ。

外出先の対策も注目 ○…ウイルスから身を守る方法として、外出先での対策が注目されている。エレベーターのスイッチ、ドアノブ、電車のつり革、スマホを指で触らずに操作できる商品が「接触感染防止フック」。銅製なのでウイルスに強く、これを使えば家を出てから帰宅するまで何も触らず過ごせるケースも。また、つまようじ製造会社が発売した「使い捨ての非接触棒」を利用すれば、ボタンに触れずに押すことができる。食事の際などで使用するマスク保管用の「マスクケース」や、低温加熱式たばこ「プルーム・テック」はアクセサリーとして「マウスピース」を発売中。口に付けるマウスピースは洗えるため、清潔だ。

<8月12日付 スポニチ本紙掲載記事>

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