ぽっちゃり体形で悩む本紙記者が「医療痩身」体験
湘南美容クリニック 新宿本院皮膚科全体統括 西川礼華先生に聞く
今、画期的な医療サービスが話題になっている。これまでダイエットを繰り返してきた記者は、いち早く情報をキャッチ。サービスを受けるべく、SBCメディカルグループの湘南美容クリニックを訪れた。新宿本院皮膚科全体統括、美容皮膚科医の西川礼華(あやか)先生が、従来の辛いダイエットとは全く違う「メディカルサイズダウン」を紹介してくれた。
気になる部分だけ集中でき治療後リバウンド起きにくい
目からうろこの発見だ。それが湘南美容クリニックの新たな医療サービス「メディカルサイズダウン」シリーズだ。1㍍73、83㌔の記者はぽっちゃり体形が長年の悩み。これまで食事制限や運動療法などのダイエットを繰り返してきたが40代も後半になると代謝が悪く、なかなか痩せない。
そんな悩みを西川先生に打ち明けると「医療痩身というカテゴリーの治療があります。脂肪細胞を減らすものでメディカルサイズダウンという名称で扱っています。中でもクールスカルプティングはボディーラインで気になるところに機器を装着すると、部分的に脂肪を減らすことができます」と説明した。
その「クールスカルプティング」は17年に「冷却による脂肪減少装置」として厚労省から正式承認をされた。脂肪組織が他より低温に弱いという性質を利用し、脂肪だけを凍らせて細胞を除去するというものだ。通常のダイエットは体重は落ちてもフォルム自 体に変化は少ない。ところが「メディカルサイズダウン」は部分集中的に脂肪細胞自体の数を減らすため、治療後にリバウンドが起きにくいという。
「老若男女問わず多くの方に受けていただいています。男性のニーズはほぼ、おなか。脇腹の肉がズボンのベルトに乗ってしまうなど腹周りがほとんどで、次が二重あごの皮下脂肪を減らしたいというもの。女性はおなか、二の腕、太もも、腰、背中と多岐にわたっています」と明かした。
ここで記者が実際に体験することになった。ショーツとポンチョを身に着け、ベッドに横たわるだけ。「クールスカルプティング」の全過程を修了した専門スタッフが手際よく機器を装着していく。冷却温度を正確にコントロールする「Freeze Detect Sensors」で皮膚や血管、神経など周辺組織の凍傷を防ぎながら、脂肪細胞のみを効果的に結晶化。皮膚を覆うゲルパッドを塗布することで、冷却温度を一律に確保しながら凍傷を防いでくれるので安心だ。
脂肪が多い下っ腹を中心に4カ所をマークし、1カ所につき35分で脂肪を冷却、破壊する。機器を装着するとグッと肉をつかまれる感覚がして次の瞬間、ヒヤッとする。その後はリラックスしながら待つだけだ。スマホ片手にゆったりでき、うとうとしてもOK。「マシンを当てた範囲で脂肪が減ることを実感いただけます」という先生の言葉にうなずいた。
「1回の施術で冷却部分の約20%の脂肪量が減少します」
35分経過すると機器を外し、スタッフが冷やした個所をもみこんでくれる。自分の腹を触ってみたが、冷却効果で凍っている感じがした。例えるなら「赤く変色した解凍肉」。これを丁寧にもんでくれるから多少の痛みはあるが、脂肪に直接アプローチしていることを感じることができた。
「治療したらすぐに痩せるということではなく、2~3カ月かけて脂肪細胞が体外に排出されます。個人差はありますが、1回の施術で冷却部分の約20%の脂肪量が減少します」と先生は説明した。
そして取材から約1カ月半後の健康診断でウエストがマイナス5㌢に!記者は効果を目の当たりにして感激した。「コロナ太りなどもあり、医療痩身を受ける方は増えています。ボディーラインが気になる季節、まずは医療の力で確実に痩せるメディカルサイズダウンという方法を覚えていただきたい。湘南美容クリニックはリーズナブルに提供していますし、私もクールスカルプティングのリピーターです」と先生。夏に向け、心強い味方となりそうだ。
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➿0120(489)100
AM10:00~PM7:00(土・日・祝も対応)
▼湘南美容クリニック 美容外科はSBCメディカルグループの中でも最も歴史が長く、現在のグループの中核に位置する診療科目。「美容医療をもっと身近に」を目指し低価格、高品質で施術を提供している。美容外科は二重と若返り、美容皮膚科ではレーザー脱毛とハイフ治療の人気が高い。ドクターは300人、全国109院を展開しており2020年度の来院客は約240万人。これまでの治療実績は645万件、症例写真は20万以上で美容医療業界では最大規模。西川先生はYouTuberデビューし総合格闘家の朝倉海選手とコラボしているので動画も要チェック。モニターキャンペーンなど詳細は公式サイトへ。
<6月9日 スポニチ本紙掲載記事>