「断然ニュースが楽しくなる」と読書の秋にふさわしい一冊登場
これを読めば「断然ニュースが楽しくなる」と評判の一冊が、新星出版社の新刊「サクッとわかる ビジネス教養 地政学」。要点が分かりやすくまとまっていると人気で、発売から３カ月で10万部を突破。オールカラー、１６０㌻と読み応えも十分だ。税別１２００円。
独自の図版や地図で分かりやすく解説
読書の秋にふさわしい良書の登場だ。日頃ニュースで見聞きする世界情勢。例えば米国と中国との関係、沖縄基地や北方領土の問題、英国のＥＵ離脱、シリア内線、香港デモといったように、実にさまざまな出来事があるが「地政学」の知識を身に付けることで、これらを理解することができるという。
では、地政学とはどのような学問なのだろうか。
例を挙げてみよう。世界各国、物流ルートとして大きな命綱となるのが海上交通の道、つまり「ルート」だ。このルートを航行するうえで絶対に通る海上の関所を「チョーク・ポイント」という。ここを押さえることができれば「ルート」を支配することができ、さらには他国をコントロールすることができる。このように「地理」をもとにして世界の出来事をひも解いていく学問を「地政学」という。
この「地政学」を分かりやすく解説するため「サクッとわかる ビジネス教養 地政学」には独自の図版や地図をふんだんに盛り込み、見るだけで理解することができるように工夫した。
監修は防衛省の幹部候補生や、青学大の学生に地政学などを教えている地政学・戦略学者の奥山真司氏。やさしい言葉で解説しているので、今まで知識のなかった人やじっくりと本を読む時間のとれない多忙な人でも短時間で理解することができる。
これからは「自分の頭で考え、行動すること」がますます求められる時代。ぜひこの１冊で教養を深めてみてはいかがだろうか。
今回紹介した「地政学」についての解説は、新星出版社のＷＥＢマガジンサイト〝Ｆｕｎ―Ｌｉｆｅ！〟で公開中。奥山氏が解説する動画も収録されているので、併せてチェック。
＜9月23日スポニチ紙面掲載記事＞