深見東州 オケをバックに美声を披露

東京芸術財団主催、ミスズ共催の「ひなまつりコンサート!(ライトクラシカルコンサート)」が2日、ウェスティンホテル東京ギャラクシールームで行われた。バリトンの深見東州(本名・半田晴久)を筆頭とする、8人のソリストが30人のオーケストラと共演し、オンライン視聴を含む多くの観客を魅了した。

深みのあるバリトンを披露した深見東州

2度のアンコール

壇上に向け、惜しみない拍手が贈られた。

「メタボの雀」、「七福神来天」より「船出乾杯」と2度のアンコールに応じて終演。

深見を軸に8人のソリストが、30人のオーケストラ演奏をバックに著名なアリアやデュエット、日本歌曲を次々と披露した。

30人のオーケストラをバックに、ソリスト8人が観客を魅了

冒頭、深見は「9月に新国立劇場でオペラをやります」と告知し、その秋のコンサートへの期待感をあおるような、豪華なセットやライティングで演出した。

「クラシックコンサートは真面目すぎる」とタイトルに「ライトクラシカルコンサート」と盛り込んだように、クラシックとポップスのクロスオーバーを標ぼう。セットリストはオペラ「聖徳太子」、「フィガロの結婚」、日本歌曲「ひなまつり」、ポップスの「サライ」、「春よ、来い」、「SAY YES」など、誰もが楽しめるものとなった。

ソプラノ・大貫裕子
テノール・所谷直生

深みのあるバリトンで魅了した深見、美しいソプラノを披露した大貫裕子、迫力のテノール・所谷直生…。8人のソリストの声量と表現力は圧巻のひと言。オーケストラとの息もぴったりで「ひなまつり」をテーマにした約3時間は大いに盛り上がった。

<3月9日スポニチ本誌掲載記事>

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