箱根を音で伝える話題の音声ガイドアプリ「箱音」登場

箱根DMO(箱根町観光協会)、箱根町、箱根ランフェス実行委員会が、コロナ禍での安全な箱根観光の実現を目指し、作成した音声ガイドアプリを活用したテストイベントをこのほど開催した。

テストイベントに参加したインフルエンサーの3人(写真左からYURISUさん、Yuukaさん、芳美リンさん)

観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」における実施事業に箱根町として採択された「観光ガイドアプリ等によるWithコロナ箱根誘客実証事業」(実施主体名:箱根DMO)の一環として、箱根とON THE TRIPが連携。音声ガイドアプリは、箱根で採取した音にまつわるストーリーをガイドとして収録した「箱音Sound of Hakone」と、自分の足で箱根を巡る「第3アクティビティ」として「A:箱根温泉が発展する背景をたどるウォーキング」「B:金太郎の物語を追いかける金時山ハイキング」「C:七つの神と走る芦ノ湖ランニング」を3つのコースで紹介している。

今回のテストイベントには、旅好きなインフルエンサーをはじめ、約30人がモニターとして参加し、ウォーキング(A)とランニング(C)の2コースで実施。

ウォーキングでは、箱根町立郷土資料館をスタートし、見番(箱根の芸者が所属する置屋の組合事務所)、奈良時代にお坊さんが発見したとされる湯本温泉の源泉となる「湯本の湯元」、湯坂山山麓の岩盤の割れ目から湧き出してくる温泉を横に掘削した「横穴式源泉跡」、須雲川沿いに実業家の別荘や旅館が立ち並んだ「滝通り」、老舗旅館・天成園内にある「玉簾の滝」などを巡るコースは、街歩きならではのコースと言える。

箱根温泉発祥地で写真撮影する3人

テストイベントに参加した旅好きなインフルエンサーとして、多くのフォロワーを持つ芳美リンさん、YURISUさん、Yuukaさんは「箱根は車でも電車でも気軽に行きやすい温泉地。街歩きって、初めてかもしれません。今回のアプリを使えば、音声でガイドしてくれるので、色々と新しい発見がありました」と、音声ガイドアプリの登場を喜んだ。

音声ガイドアプリ「箱音」詳しくはこちら

滝通りで箱根の魅力を体感する3人