渋沢栄一の「知られざるリアル」描く
実業家・渋沢栄一の生涯を描いた漫画「日本を創った男~渋沢栄一 青き日々~」(著書・星野泰視)の第2巻がヤングチャンピオン・コミックス(秋田書店)から発売された。
疫病・コロリの大流行でみぞうの危機に陥った160年ほど前の江戸時代、農民だった渋沢が長州志士や水戸浪士たちとつながり、攘夷(じょうい)運動に身を投じて奔走。その「知られざるリアル」が克明に記されている。
現在のみずほ銀行など多くの企業を設立した「日本資本主義の父」は、今年の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公で、24年に刷新される新1万円札の図柄に採用された。知っておくべき重要人物の生きざまは必見だ。定価630円(税抜き)。