4.1㌔カツオ釣り上げ万全の予行演習!
レディースマグロ釣り大会へ予習バッチリ!23日、女性を対象にしたマグロ釣り教室が平塚・庄三郎丸で開催された。9月16日に行われる「シップスマストカップ2019レディース鮪(マグロ)チャレンジ」(スポニチ主催)の出場者を対象に受講者を募集、12人が参加した。残念ながらマグロの釣果はゼロに終わったが、3人が良型カツオを釣り上げ、強烈な引きを味わった。
シケに悪戦苦闘も
ほぼ全員がマグロ釣り初心者の女性たち。出船前に講師のレクチャーを受け、大物への期待を胸に相模湾に繰り出した。だが12㍍前後の南西風と2㍍を超えるうねりに苦戦が続いた。
天候同様に暗雲が漂う中、安定した竿さばきを見せ、この日船中最大4・1㌔のカツオを仕留めたのが東京・豊島区の会社員、稲村准子さん。「夫婦で釣りが趣味。先日は夫を差し置き6㌔のキメジを釣り上げた」という腕前。この30分前には推定25㌔のキハダマグロをヒット。手巻きリールで約15分間格闘したが痛恨のハリス切れ。「夢中で巻きました。悔しいですね。大会本番では絶対に大型キハダを釣って優勝したい」と意気込んでいた。昨年の大会では船別入賞を獲得した実力者が、2代目女王の座を狙う。
初挑戦でお見事!
○…船中1号となる2・7キロのカツオを仕留めたのが坂戸市の歯科医・福井貴子さん。釣り歴は3年だが、大物に魅せられ毎週のようにマグロ釣りの乗り合い船に乗る。「昨年10㌔のキメジを釣ってからマグロの顔を見ていない。今日こそはと臨んだが……」と、もはやカツオでは満足しない。ほぼ同時に、同じく2・7㌔のカツオを釣り上げたのは、さいたま市の会社員・鈴木加奈子さん。「先週はシロギス釣り大会で優勝、今日は初挑戦のマグロ釣りでカツオを釣り絶好調です。この勢いで大会は優勝を狙いたい」と不敵な笑みを浮かべていた。