大会結果②:バリバスカップ2020 平塚沖アマダイ釣り大会

平塚沖で165人が歓声

バリバスカップ2020スポニチ「平塚沖アマダイ釣り大会」が15日、神奈川県平塚・庄三郎丸で開催された。7隻に分乗した165人の参加者の奮闘ぶりは?

仲間に魅せた/終了間際逆転

終了間際に大型を釣り上げた赤木さん

◎秦野市の赤木翔さん(27=会社員)

46.5センチで総合3位。終了2分前の大逆転だった。会社の同僚、友人を連れ立って参加。泳がせが好きで26キロのクエが自己記録。魚料理は全く苦手で「食の味より釣り味が魅力」。

 

2―4で決着/ライバル父子

西村親子の対決は数では息子の拓真君が賢介さんに勝利

◎世田谷区の西村賢介さん(41=福祉施設職員)・拓真君(10=小5)

父子鷹で入賞!父は7号船の船別1位、息子はジュニア敢闘賞を獲得。「アマダイは得意の釣りもの」と、手慣れた手返しを見せた拓真君。30センチを筆頭に4匹を仕留め、賢介さんの2匹を上回った。頼もしい後継者の姿に父は「いつも勝ったり負けたり、ライバルです」。

置き竿が的中/「松笠揚げに」

43㌢の大物で船別1位になった田中さん(左)と小池さん

◎入間市の田中雅美さん(36=主婦)、狭山市の小池信子さん(41=美容師)

置き竿釣りが的中。ズズンと絞り込んだのは初の大物。「松笠揚げにしたいな」と田中さん。43センチで船別1位。友人の小池さんは熱心に誘うが振るわず、ゲストの魚たちに好かれていた。

ウルトラ怪獣/珍魚アカグツ

〝珍魚〟アカグツを釣り上げた今田さん

◎伊勢原市の今田健次さん(53)

乗船した17号船の後藤久船長も「初めて見た」という“珍魚”アカグツを釣り上げた。「当たりがあったけど引きませんでした」。まるでウルトラ怪獣のような外見に「調理法を調べて食べてみます」。

思い通じて?/特大オニ退治

黒木さんは大型のオニカサゴ

◎守谷市の黒木豪紀さん(46=自営業)

船別2位になった本命のほか特大のオニカサゴを追加。「最近、仲間5人で船を仕立てました」と話すほどのオニ好き。その思いが通じたのか?「身はしゃぶしゃぶ、胃袋は湯引きがうまいですね」

五目にぎわう/「本命は1匹」

ちゃんと本命も釣り上げた堀切さん

◎市川市の堀切由香子さん(47=看護師)

「アマダイは49センチが自己記録。目標は60センチ級」と意気込む。先日のタチウオ大会では「なぜかイシモチ2匹」。この日も「本命は1匹なの」。水おけにはホウボウやオニカサゴ…五目でにぎわっていた。

▽主 催
スポーツニッポン新聞社
東日本釣宿連合会

▽特別協賛 モーリス

▽協 賛
大塚食品、オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、シマノ、ジャルパック、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、ルミカ