アサヒビール・アサヒ飲料カップ 飯岡沖(千葉)ヒラメ

「アサヒビール・アサヒ飲料カップ2019 飯岡沖ヒラメ釣り大会」が17日、千葉県飯岡・隆正丸で開催された。
大会は一匹の重さ(同重量の場合は全長)で競い、65人の参加者が4隻に分乗。天候に恵まれた中、大物を目指して激闘を繰り広げた。
こちらでは参加者の釣果をご紹介。なお大会結果の詳細は20日(水)付、21日(木)付のスポーツニッポン東京版で掲載します。

ギャラリー

次ページ 11月20日21日付 スポニチ紙面掲載記事

ヒラメ2.42㌔ 吉川さん同重量対決制す

飯岡ヒラメ釣り大会

アサヒビール・アサヒ飲料カップ2019スポニチ「飯岡ヒラメ釣り大会」が17日、千葉県飯岡・隆正丸で開催された。3、8、11、18号船の4隻に分乗した65人の中で8号船の流山市の吉川浩一さん(55=会社員)が2・42キロ(64・5センチ)を釣り上げ総合優勝した。

 

優勝した吉川さん。肉厚な良型だ

“拾い釣り”一変 大会は当初の予定では10月13日。台風の影響で延期し、この日の開催となった。
8号船の舵(かじ)を握った芳野忠司船長は、数より型を優先してまずは水深45メートルのポイントから始めた。
仕掛けを下ろしてすぐに当たりがあり、型が見られたものの、いずれも中型。その後、頻繁に移動を繰り返す“拾い釣り”となった。
状況が一変したのは25メートルダチの根が点在するポイントを狙った午前10時40分。右舷胴の間から竿を出していた結城市の広瀬千晶さん(30=パート)の竿が曲がった。「重いよ~」と必死の巻き上げでタモに収まったのは2・42キロ。そして5分後に魚信をとらえたのが優勝した吉川さんだった。
仲間に触発され 「タナは底ギリギリ。最初に魚信があって、しばらく遊ばれたので聞き上げて下ろしたところで食いました」。上がったヒラメは広瀬さんと同重量。全長で1センチ上回り、優勝を決めた。
吉川さんは釣り仲間である広瀬夫妻と大会に参加した。
「隣で良型が釣れたのでプレッシャーを感じました」
普段はコンピューター系の会社に勤務。仕事が多忙で、この日が約半年ぶりの釣行だった。「釣りはいいですね」。久しぶりの気分転換に、優勝というお土産が付いた。

左から2位の明石さん、優勝の吉川さん、3位の池上さん、4位の伊藤さん
◇大会成績(ヒラメ1匹の重量、同重量の場合は全長差、単位キロ)
▼総合賞 (1)吉川浩一(流山市)2・42(64・5センチ)=8号船(2)明石由紀夫(足立区)2・01=3号船(3)池上淳一(市川市)1・72=18号船(4)伊藤慶次郎(足立区)1・68=11号船
▼船別賞 ◎8号船(1)広瀬千晶(結城市)2・42(63・5センチ)(2)渡辺圭以子(豊島区)1・81◎3号船(1)辻本敬一(江戸川区)1・34(2)埜田博実(茅ケ崎市)1・23◎18号船(1)高橋良彦(木更津市)1・50(2)松田優(練馬区)1・28◎11号船(1)箱田佳子(江東区)1・64(2)有坂英(塩谷町)1・58
▼女性賞 長沢よしみ(千葉市)1・12 =敬称略=
▽主催
スポーツニッポン新聞社、東日本釣宿連合会
▽後援
モーリス
▽特別協賛
アサヒビール、アサヒ飲料
▽協賛
オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、シマノ、ジャルパック、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、モーリス、ルミカ
APCの目 当たりから絶妙な合わせのタイミングが明暗を分けるヒラメ。テクニック的にタチウオにも似て、その面白さから病みつきになるファンも。大会審査は1匹の重量。各船共に大物の潜む根周りを中心に流した。担当した8号船では早朝のゴールデンタイムに3人が同時にヒット。その当たりは途切れず、結果的に餌切れで30分早めの納竿となった。根掛かり、オマツリも多かったが、数は出て船中でトップ8匹と上々。その一方で、型は全般に伸び悩み優勝魚は2.42キロ。12月は目前、水温の低下に伴って待望の“寒ビラメ”シーズンがやってくる。肉厚の大物狙いはこれからだ。 (林 悠二)

<11月20日付 スポニチ紙面掲載記事>

座布団サイズ続々ヒット!!ヒラメ大判振る舞い

アサヒビール・アサヒ飲料カップ2019スポニチ「飯岡ヒラメ釣り大会」が17日、千葉県飯岡・隆正丸から出船した4隻で開催され65人が参加した。大物を狙っての重量対決。参加選手たちの奮闘ぶりを特集します。 (笠原 然朗)

 

 

ヒラメを相手に師弟ガチ対決をした高橋さん(左)と松田さん

白熱の師弟対決 朝イチからポン、ポン…3連発で快調な出足を見せたのは木更津市の高橋良彦さん(64=自営業)。その隣で苦戦に悩むのは練馬区の松田優さん(30=保険外交)だ。5歳を筆頭に3人の子のママで、長男のお食い初めにマダイを釣りたいと高橋さんにお願い。それ以来、よく釣りに。共にヒラメが好きな師弟で、この日はガチ対決。松田さんが55センチの1号を上げたのは2時間遅れだった。でも、ここで勢いがつき連続3匹。後半にそれぞれ追加し5対4匹と師匠の勝利。型も56センチと1センチ長く結果的に高橋さんが船別1位。松田さんは同2位となり、賞品を手に「次は、夏に2回チャンスを逃したキハダもゲットします」と意気込みを見せていた。

食い上げ当たりに最初はイナダかな…と思った池上さん。本命を手に満足げ 

小物放し御利益 「これはヒラメじゃないかも…」――LTロッドを大きく曲げて上がったのは60センチの良型。待望の本命に市川市の池上淳一さん(58=会社員)の顔から笑みがこぼれた。朝方釣れた30センチ級2匹は即リリース。その御利益が早速表れた形だ。スポニチ、JGFA大会の常連で上位入賞もたびたび。主に重量勝負。「かつての大会で魚の血抜きして僅差で負けました」。以来、大会の時は生かしておくと話す。池上さんが過去に釣ったヒラメは最大4キロで「目標は5キロ超級」とか。この日の魚は1・72キロで船中最大、総合3位に輝いた。

廣瀬さんは優勝魚と同重量の大物を上げた

“惜敗”も好感触 優勝した右舷胴の間で2・42キロのヒラメを釣ったのは結城市の広瀬千晶さん(30=パート)。隣席で優勝魚を釣った流山市・吉川浩一さん(55=会社員)と同重量だったが全長で1センチ負けて船別1位に。大会には夫の正明さん(63=会社員)と参加。「青物みたいな引きでした」と大物の感触を思い出していた。

ヒラメ名人の金子さんはでっかいマハタ

本命不発も十分 参加者の中にはかつて大会で優勝経験がある、みなかみ町の金子清次さん(66=営業)の姿があった。軟調子の長竿を使っての置き竿釣法。ゆったりと当たりを待つ中で竿を曲げたのはマハタに、ワラサ級のイナダ。残念ながら本命は釣れなかったが「お土産は十分です」。

 

日が昇ってすぐほぼ同時に竿を曲げた渡邉さん(左)と鈴木さん

さすが名コンビ スポニチ主催の釣り大会の常連が鈴木一美さん(61=会社員、中央区)と渡辺圭以子さん(56=会社員、豊島区)のコンビ。2人つるんで釣り始めて8年。開始早々、仲良く本命をゲットした。「既に2人で100回以上、釣りに行っています」(鈴木さん)。

▽主催
スポーツニッポン新聞社、東日本釣宿連合会
▽後援
モーリス
▽特別協賛
アサヒビール、アサヒ飲料
▽協賛
オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、シマノ、ジャルパック、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、モーリス、ルミカ

<11月21日付 スポニチ紙面掲載記事>

次ページ 開催前募集要項

台風19号の影響による「アサヒビール・アサヒ飲料カップ・飯岡沖(千葉)ヒラメ釣り大会」順延のお知らせ

日頃よりスポニチプラスをご覧いただき心より御礼申し上げます。

10月13日(日)に予定されておりました「アサヒビール・アサヒ飲料カップ・飯岡沖(千葉)ヒラメ釣り大会」は、台風19号の影響により、海上での大しけが予想されますので安全を考慮いたしました結果、開催を順延することとなりました。

皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご理解賜りますようお願い申し上げます。

なお、順延日は11月17日(となります。

 

アサヒビール・アサヒ飲料カップ 飯岡沖(千葉)ヒラメ

「アサヒビール・アサヒ飲料カップ2019スポニチ飯岡ヒラメ釣り大会」を10月13日(日) 順延日の11月17日() に開催します。60センチオーバーの大物も出るベストシーズンの到来、肉厚な外房のヒラメを手にしてください。表彰式では豪華賞品が当たる抽選会も行います。奮ってのご参加をお待ちしています。

申し込み:【飯岡】隆正丸=☎0479(57)5432

問い合わせ:スポーツニッポン新聞社東京事業部=☎03(3820)0651
スポーツニッポン新聞社文化社会部=☎03(3820)0624。

主 催:スポーツニッポン新聞社、東日本釣宿連合会

後 援:モーリス

特別協賛:アサヒビール、アサヒ飲料

協 賛:オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、シマノ、ジャルパック、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、モーリス、ルミカ

開催日:10月13日(日) ※順延日は11月17日(

受付開始:午前3時30分

対象魚:ヒラメ

募 集:70人

参加費:13,000円 、女性・中学生以下9,000円(乗船代、エサ代込)

規 定:

  1. 竿は1人1本、ハリは親針と孫針(仕掛けの製作は自由)
  2. オモリ60または80号
  3. 船席:当日抽選
  4. 出船:午前4時30分、納竿:午前11時30分

審 査: 1匹の重量 (同重量の場合は全長で決定)
表 彰:総合賞1~4位(横取り制)、船別賞1~2位(全員に参加賞)