オマツリ男爵の釣行記・東京湾マゴチ編

「オマツリ男爵の釣行記」第1弾は東京湾のマゴチだ!

スポニチ事業部の釣り担当・オマツリ男爵は、6月1日開幕の「VARIVAS東京湾マゴチダービー」に先駆けて出撃! モンスターマゴチを捕獲すべく深川吉野屋から乗り込みました!

数は関係なし、とにかく大物マゴチを上げること――それが上司であるオデコ軍曹から与えられたミッション。釣り歴2回の超ビギナーである私、オマツリ男爵は戦々恐々でした。しかし船宿ですべての道具を揃えてもらい、特製仕掛けを装着すると、闘う釣り師に変身した気分になります。さらに船長からエサとなるサイマキの付け方、タナの取り方などを丁寧にレクチャーしてもらい、「これで釣れなきゃ、東京湾にマゴチが1匹もいないってことですな」と1人ブツブツとつぶやきます。

そして出船。航程1時間ほどで木更津沖のポイントに到着しました。マゴチの活性が低いとの事前情報でしたが、仕掛けを落としてから1、2分後にはミヨシで歓声が上がり、幸先よく良型が取り込まれました!

「よし、吾輩も続きますゾ!」竿を握る男爵の両手にも力が入ります。
竿先を海面に近づけてオモリを落とし、着底したら1メートル巻いて、竿先を水平にしてタナを取る。レクチャーの通り、これを30秒に1回のペースで繰り返します。すると突然、ハリスが引っ張られるれるようなアタリが!マゴチは「コン」って感触があると言われていたが…疑心暗鬼でリールをひと巻きすると「コツン、コツン」と、明らかに強い感触。

ヒットォォォォォ~~!

リールを一気に巻くとユラリと水面にマゴチが現れましたが…アリャ~、エサを放して水中にUターン。どうやらアワセが足りなかったようです。男爵反省、テヘッ。

まぁこの調子でいけば大型マゴチ、楽勝じゃね?と楽観的に竿を出し続けましたが……甘かった。この後は船全体でアタリが消え、自分も最後までノーヒットのままゲームセット。ああ~、マゴチどころか、鬼カサゴと化した軍曹の形相が目に浮かぶ。

だが釣果ゼロとはいえ、水面までは釣れていた?マゴチ。初心者でもハラハラドキドキの駆け引きを堪能できるターゲットです。経験が少なく腕が無くても、運で大物マゴチと巡り合う可能性は十分。あなたも「VARIVAS東京湾マゴチダービー」に参加すれば入賞のチャンスがありますゾ!

ちなみにこの日はマゴチがトップ4匹、他にヒラメ、タチウオの釣果がありました。好調を続ける吉野屋にぜひ、足を運んでみてください。

〇…この日は、モデルで釣りガールの富士村彩花チャンの取材に同行しました。

スポニチアネックス2021年5月8日配信

出船前は「自信はないです…」と苦笑いしていた彩花チャン。

言葉とは裏腹に漂う自信、オーラはさすがマゴチクイーン♥ 昨年のルアーマゴチ釣りで67センチを仕留めた実績のあるラバージグを持参。今年4月末の木更津沖での釣行でも、船中トップの6匹を上げたという彩花チャン。

この勢いで大物マゴチを釣り上げる?詳細は6月5日(土)付のスポニチ釣り面、WEBサイトスポニチアネックスで掲載します。乞うご期待!

彩花チャンはスポニチ釣り面でコラム「あやかりフィッシング」を連載中です。