オマツリ男爵の釣行記・続 東京湾マゴチ編
スポニチ事業部の釣り担当・オマツリ男爵が再度マゴチ釣りに挑戦!
前回の深川・吉野屋で釣果ゼロの惨敗に終わった数日後、リベンジを期して南六郷・ミナミから出撃しました。
前回のゼロを受けて「男爵よ、もう1回船に乗って今度こそマゴチを釣ってもらうぞ!」と上司のオデコ軍曹から鬼ミッション。「前回で釣り方を少し覚えたし、何とかなるだろう。いや、何とかしなければ」武者震いを抑えながら、ミナミへと向かいました。
この日はアジ→マゴチ→アナゴのリレーに挑戦。船釣り3回目で、アジ釣りは今回が初めて。
東京湾はオモリ40号のライトタックルということもあり、とってもお手軽な釣りでした。
安達任伯船長からレクチャーを受けた後に出船。航程40分ほどで川崎沖のポイントに到着。
早速仕掛けを下ろすと、10分ほどで「クン、クン」小気味良い引きとともに30㌢サイズのアジをゲット。
ポツリポツリの釣りであったが2時間で5匹を捕獲。「このままずっとアジ釣りでいいかも」と日和ってしまいましたが、「男爵よ、マゴチしか認めないぞ」軍曹の怒声が耳に響くようで、目標であるマゴチ釣りへと気持ちを切り替えたのでした。
川崎沖から40分ほど船を走らせて富津沖に到着。
この日のマゴチ釣りに充てられる時間は約1時間。こいつはノンビリできませんぜ!いそいそと大きめのサイマキを選び針付けし投下!ポイントを探りながら少しずつ船を流すこと約30分。左舷トモのお客さんがマゴチをゲット!
色めき立つ船内に男爵もアドレナリン全開!……しかし後が続かず。船内で上がったマゴチはこの1匹のみでタイムアップ。マジですか~!
安達船長に聞くと「ポイントが当たるとパタパタッと釣れるけどね~…他のマゴチ専門の船に聞くと10数匹上がっていたんだけど…」と渋い表情。
「最初は平らなところを狙って、その後はヘリの上がるところを狙ったんだけど」との苦心の操船も実りませんでした。
この日の潮の状況や、短時間の勝負だったことを考えれば止む無し、か…と言い訳だけは出来上がりました。
この日は釣果が振るわなかったものの「6月の産卵期に入ると、卵を持った大型のマゴチは口を使わなくなるんだよ。だけど絶食するわけではないので、モンスター級のマゴチを釣りあげるチャンスはあるよ!」と、安達船長はあくまでも前向き。
6月20日までの「VARIVAS東京湾マゴチ釣りダービー」開催期間中も、大物を釣り上げるチャンスは大いにありそうです。
マゴチ釣りの後はアナゴ釣りにチェンジ。船中で合計44本と好釣果。が、自分はゼロ…。あああああ、なぜなんだぁぁぁぁぁ…。
無料レンタルタックルの常備から、サイマキの付け方、釣り方のレクチャーまで、釣り人ファーストが売りのミナミ。
丁寧で優しい船長さんがアナタを迎えてくれます。東京湾で一番のおもてなし、南六郷・ミナミにぜひ足を運んでください!
〇…この日はスポニチ釣り面でコラム「芸人が釣る」を連載するお笑い芸人、「官兵衛」の伊藤貴之さんと乗船しました。
伊藤さんはお笑いの腕はともかく、釣りとなれば頼りになる相方です。マゴチは不発でしたがアジ、アナゴは好調に数を伸ばしていましたよ!
伊藤さんの記事は16日付スポニチに掲載されますので乞う御期待!