第44回 日米親善大会

日本ポニーベースボール協会はこのほど米遠征「第44回 日米親善大会」を実施した。日本ポニーの選手44人、スタッフ6人、帯同保護者7人の計57人が8月5~17日まで、米国ポニーを訪問。ワシントン州ピッツバーグ、カリフォルニア州サンタモニカで有意義な時間を過ごした。

親善試合で記念撮影する日米ポニーナイン

真っ黒に日焼けした顔が充実ぶりを物語っていた。

「お米が食べたい!」。17日間の遠征を終え、成田空港に戻ってきた選手たちは出迎えた保護者に笑みを浮かべた。「家の大きさや食べ物のスケールが日本とは違うことにとても驚きました。この日米親善の思い出、経験を糧に今後の生活や野球人生に生かしていきたいです」と、皆川慎太郎選手(埼北ウィンズ)は声を弾ませた。

「日米親善大会」は昭和50年5月5日に川崎球場で産声をあげた日本ポニーベースボール協会が、設立時から実施している事業。「野球を通じて若者の成長を守る」という理念のもと、グローバルな社会に飛び出す子供たちに中学時代から国際感覚を醸成させ、異国文化を学んでもらうことが目的だ。

過去にはブッシュ大統領からホワイトハウスに招待されたこともある権威ある事業で、そのブッシュ大統領やクリントン大統領から感謝状も受けている。

日本ポニーと米国ポニーが一年ごとに双方を訪問する形式で、今回は日本ポニーが米国ポニーを訪問した。

エンゼルスタジアム
ドジャースタジアム

一行はまず5~9日までポニー世界本部があるピッツバーグを訪問。現地のポニーチーム選手宅へホームステイしつつ、ポニー世界本部と博物館、専用球場で開催されていたポニーワールドシリーズを観戦。PNCスタジアムでのメジャーリーグ観戦、現地ポニーと9試合の親善試合を実施した。

現地の選手宅でホームステイも

そして10~17日まではサンタモニカを訪問。サンタモニカポニー、レドンドビーチポニーの選手宅にホームステイし、ドジャースタジアム、エンゼルスタジアムでメジャーリーグ観戦。サンタモニカビーチでのパーティーに加え、現地ポニーと9試合の親善試合を実施した。

ホームステイ先ではパーティーや現地の家族とショッピングなどに外出する「ファミリーデー」を満喫。

石沢赳選手(市原ポニー)は「米国のパワー、スピード感の違いに驚きました。この貴重な体験を将来に生かしていきたいです」と語り、馬場悠多選手(羽田アンビシャス)は「貴重な経験を積むことができました。米チームと試合をして日本では見たことのない投手のボールや打球を実際に肌で感じました。どれも想像を超えていて野球人として勉強させてもらいました」と振り返った。指導陣も収穫たっぷりの様子で、田本剛コーチは「かけがえのない時間を過ごすことができました。選手のみんなにとって貴重な財産になったと思います。この出会いを大切に、立派な大人になってくれることを期待します」と話した。

来年は、米国ポニーが日本を訪問して、ホームステイと親善試合を行う予定となっている。