第18回越後湯沢コスモスハーフマラソン

男女ともに大会新記録V!

第18回越後湯沢秋桜ハーフマラソン(スポニチ後援)が29日、新潟県南魚沼郡湯沢町の湯沢中央公園陸上競技場を発着点として4088人がエントリーして行われた。ハーフマラソン総合男子は牛山純一(35)が1時間6分41秒で、同女子は兼重志帆(30)が1時間18分35秒でともに初出場優勝を飾った。2人にはスポニチから最優秀選手賞が贈られた。

自分で驚く「これほど更新できるとは」

<ハーフ男子総合>序盤の上りでリードを広げた〝公務員ランナー〟牛山が初出場Vを果たした。高低差200㍍を超える難コースで大会記録を3分55秒縮める快走で「記録は狙っていたが、これほど更新できるとは。練習の成果」と今季4度目のハーフ制覇を喜んだ。愛知工大で全日本大学駅伝などに出場、現在は長野県の茅野市役所に勤務。日頃から高地で中高生と走り込んでいた。今週末には松本マラソンに出場予定で「自己ベスト更新を。東京マラソンにも出たい」と目を輝かせた。

「ジエットコースターみたいな高低差」

<ハーフ女子総合> 初出場の兼重が大会記録を4分31秒更新、2位にも3分14秒差をつける力走を見せた。「記録は狙っていたので出せてうれしい。これほどの高低差は初めて。ジェットコースターみたいだった」と1日のフルマラソン、わっかいない平和マラソンに続くVに笑みがこぼれた。神奈川県在住の会社員。高校卒業後一時は陸上から遠ざかったが、社会人3年目から再び走り出したという。来月はシカゴマラソンに参戦予定で「初海外だが、ベストに近い記録は出したい」と意欲を見せた。

【ハーフ】

▽男子総合 ①牛山純一1時間6分41秒②牧野冴希1時間7分42秒③大橋真弥1時間8分29秒④山田祐生1時間10分9秒⑤瀬口啓太1時間10分9秒

▽女子総合 ①兼重志帆1時間18分35秒②水清田有紀1時間21分49秒③森田光希1時間26分46秒④椎名永果1時間27分45秒⑤宮本明子1時間32分26秒

【10㌔】

▽男子総合 ①戸澤佳祐34分36秒②阿部涼大34分46秒③松岡一奴34分47秒④渡辺空守34分50秒⑤戸沢怜34分52秒

▽女子総合 ①平賀こはる42分28秒②原澤実暖43分8秒③渡邉杏菜43分9秒④幸長菜央43分21秒⑤遠山さゆり43分41秒

【ハーフペアリレー】

▽男子 ①あきひろーず(生田卓哉・岩月彰弘)1時間22分4秒

▽女子 ①N°21(宮澤里美・山崎節子)1時間49分19秒

▽混合 ①うなぎいぬ新潟Sチーム(佐藤弘行・吉積綾)1時間24分

 

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新米コシヒカリも!魅力たっぷりの参加賞

可憐な秋桜が揺れる温泉の町、湯沢。和の情緒あふれる街並みや自然豊かな田園風景の中を、風のように駆け抜けよう!

参加者全員に、米どころ新潟ならではの南魚沼産新米コシヒカリとオリジナルグッズを進呈。レース後には、地元特産品が当たる抽選会も開催。また、今年も外湯温泉無料券サービスや飲食ブース、豚汁(有料)などもある

今年からハーフマラソンを2人で走る新種目が誕生。高校生以上なら、男性同士、男女ペア、女性同士、いずれの組み合わせでもOK。2人一緒に走るのではなく、ハーフをリレー方式で走り、合計タイムを競う。「ハーフはまだ不安」でも、ペアを組んで2人力を合わせて走れる。

開催日 2019年9月29日(

会 場 湯沢中央公園陸上競技場

   (新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽151-1)

大会要項 大会の特徴 エントリー コースとアクセス