第29回坂東市いわい将門ハーフマラソン
男子・仲間、女子・永尾が優勝
第29回坂東市いわい将門ハーフマラソン(スポニチ後援)は10日、茨城県坂東市八坂総合公園陸上競技場をゴールに6815人がエントリーして行われた。ハーフ男子は仲間孝大(31)が1時間7分34秒で、同女子は永尾薫(30)が1時間16分53秒で優勝を飾り、両者にスポニチ盾が贈られた。ゲストランナーとしてプロランナーの吉田香織(38=TEAM R×L)が参加し、大会を盛り上げた。
4年ぶり奪還
〈ハーフ男子総合〉12年から4連覇、昨年2位の仲間が4年ぶりの王座に返り咲いた。2キロ地点から飛び出して独走し「優勝できるように走った。自分のペースでいった」と笑みがこぼれた。沖縄・那覇の経営支援センターに勤めており、マラソン好きの国吉拡社長(54)に誘われ12年から出場。「来年も、もちろん出る。連覇したい」と語る。先週の宮古島マラソンでも3連覇。12月のNAHAマラソンでも「2時間20分から25分で優勝を」と連覇を目指す。
トップ譲らず
〈ハーフ女子総合〉プロランナーの永尾がスタートからトップを守り、初出場でV。那須塩原ハーフマラソンに続く2週連続優勝に「もちろん狙っていた。もう少し速く走りたかった」と振り返った。実業団・ユニバーサルエンターテインメントで故小出義雄氏の指導を受け12年の全日本実業団対抗女子駅伝で優勝。17年からプロとして活動する。次は23日の大田原マラソン(スポニチ後援)に出場予定で「優勝してパリマラソンの出場権を得たい」とフルマラソン初Vを狙う。