8月23日(金) スポニチ掲載記事

茎崎ファイターズ初決勝 4度目の正直!! 桜井勝ち越し呼んだ好救援

神宮球場で準決勝2試合が行われ、茎崎ファイターズ(茨城)が不動パイレーツ(東京第1)を7―4で下して初の決勝に進出した。4―4の4回から2番手で登板した桜井創太内野手(6年)が、4イニングを3安打無失点と好救援。勝ち越しを呼んだ。前年度優勝の多賀少年野球クラブ(滋賀)は、豊上ジュニアーズ(千葉)に10―0で大勝。両チームは、きょう23日の決勝で激突する。

<不動パイレーツ・茎崎ファイターズ>4回無失点の好リリーフでチームを勝利に導いた茎崎ファイターズの桜井

伸びやかに腕を振り、桜井がまた期待に応えた。毎回走者を許しながらも慌てずにピンチを切り抜けた。
「アウトコースにしっかり投げられた。仲間の守備を信じて、打たせて取る投球ができた」。4回を3安打無失点。5、7回に打線の援護を受け、初の決勝進出を決めた。
背番号5で内野手登録。この日も三塁からマウンドに向かった。吉田祐司監督は「全国大会の前から(球に)勢いが出てきた。コントロールが良くなった」と信頼。3試合に登板し、11回2/3を投げて防御率1・54と、先発のエース田中をしのぐ安定感だ。桜井も「ボールが続いた時に修正する能力が付いた」と手応えを口にし「(内野より)投手の方が好き」と、はにかんだ。
チームは4度目の4強進出で、初めてこの壁を突破した。前回覇者の多賀少年野球クラブとは、練習試合も含めて初対戦。吉田監督は「思い切って、悔いのないようにやる」と決意を込めた。

守備のミスで涙<東京第1不動パイレーツ

相手を上回る9安打を放ちながら競り負け、初の決勝進出を逃した。1点を追う6回には2死満塁で遊ゴロ。関口勝久監督は「“後半、絶対にチャンスがある”と声を掛けたが、6回と7回で点が取れなかった」と振り返った。守備のミスが失点を招いた場面も多く、阿部光芯主将は「ミスしなければ勝っていた。後輩たちに優勝を見せたかった」と涙を流した。

投打で圧倒 連覇へ王手<前年度優勝多賀少年野球クラブ>

投打に圧倒し、2年連続で決勝に進出した。「1番・遊撃」で出場した辻が3安打3打点、3盗塁。5回2死からは2番手投手として、2回1/3を1安打無失点で締めた。「1点ずつ確実に取ることができた。(マウンドでは)ピンチでも丁寧に投げることができた」。過去に大会2連覇を遂げたのは長曽根ストロングス(02、03、15、16年)だけ。辻正人監督は「トーナメントを意識せずにやってきた。5チーム目との試合、というつもりでやる」と気負わずに臨む。

鋭い当たりも 正面突き無念<千葉豊上ジュニアーズ>

雨が強まった影響からか、先発の前田が制球を乱して2回に4失点。攻撃では鋭い当たりがことごとく正面を突き、流れを変えられなかった。高野範哉監督は「(相手投手は)内外角をきっちり投げていた。投げるコースと守備位置が連動していて、ライナーも守っているところにいった」と脱帽。初の決勝には届かなかった。

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