第59回スポーツニッポンフォーラム
為末氏・陸上リレー侍、松田氏・競泳瀬戸、カツオらに金期待
スポーツ振興支援と国民の体力づくりを考える異業種交流勉強会「第59回スポーツニッポンフォーラム」が1日、東京都千代田区のKKRホテル東京で開催された。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、限定90人が出席した。
シンポジウムは「TOKYOから世界へ、スポーツの力!!」~五輪開幕カウントダウン~がテーマ。陸上男子400メートル障害日本記録保持者で五輪3大会出場の為末大氏(43)、競泳で五輪4大会に出場し男子200メートルバタフライなどで計4個のメダルを獲得した松田丈志氏(37)をパネリストに迎え、TBSの伊藤隆佑アナウンサー(37)の司会進行で意見交換した。
世界中が新型コロナウイルスの影響を受けている中での開催とあって、為末氏は「社会に負担をかけながらもスポーツの大会をやろうとしているのには感謝」と述べた。その上で、陸上男子400メートルリレーについて「金メダルを獲っちゃうかも」と期待。走順については「多田、山県、小池で、最後は桐生、サニブラウン、デーデー・ブルーノあたり」と述べた。他の種目では、110メートル障害の泉谷らを高く評価した。
五輪4大会出場の松田氏は、競泳日本代表で初出場が多いことに注目。「これまでは3分の2が経験者だった。先輩がいかに教えられるか」と見ている。金メダル候補には男子400メートル個人メドレーの瀬戸、男子200メートル自由形の松元、男子200メートル平泳ぎの佐藤の名前を挙げた。全選手に向けては「最後は自分のために頑張ってほしい」とエールを送った。(詳細は7日掲載。一部地域除く)