第60回スポーツニッポンフォーラム

五輪からパラへ「共生社会実現を」鈴木大地氏訴え

両大会は「一体」議論活性化期待

スポニチフォーラムに出席した(左から)パネリストの鈴木大地氏、平野早矢香氏、宮野一彦氏

スポーツ振興支援と国民の体力づくりを考える異業種交流勉強会「第60回スポーツニッポンフォーラム」が19日、東京都千代田区のKKRホテル東京で開催された。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、限定80人が出席した。

シンポジウムは「夢の続きはパラリンピックで!」~新たな戦いが24日に始まる~がテーマ。88年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリストで初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏(54)、16年リオデジャネイロ・パラリンピック車いすラグビー銅メダリストの官野一彦氏(40)、12年ロンドン五輪卓球女子団体銀メダリストでスポーツキャスターの平野早矢香さん(36)をパネリストに迎え、フリーアナウンサー久下真以子(35)の司会進行で意見交換した。

冒頭では史上最多58個のメダルを獲得した東京五輪を振り返り、鈴木氏は「コロナで難しかったが大きなクラスターもなく、成績面、運営面とも素晴らしい結果だった」と語った。その上で「オリとパラは一体化している。オリからパラへのリレー、共生社会の実現が議論されるべき。盛り上がっていきたい」と期待を込めた。

五輪でも解説を務めた平野さんはパラ卓球の解説実況も行う。選手たちとも交流があり「障がいを受け入れた上で、より深く考えながらやっている。逆に学ぶ部分がある」と向上心の高さに驚いており「皆さんの人生にも役立つものが感じられるのでは」と話した。

 官野さんは車いすラグビーのルールや魅力などについて説明。パラリンピアンの立場から「障がいがある人でもこれだけやれるというのを気付いてもらうのが大事。人生を懸けてやっているのはオリンピックもパラリンピックも一緒。そういうところを見ていただきたい」と訴えた。

(詳細はスポニチ本紙7月24日掲載。一部地域除く)