有夢路 首位で準々決勝へ 豪雨突風も問題なし

3回戦で他を圧倒し準々決勝進出を決めた都筑

プロ最高峰ツアーの来季シードを懸けた女子QS(予選リーグ)3000の3回戦までが行われ、今年9月のQS最高位ランク大会で日本人初優勝を飾った都筑有夢路(あむろ、18)が準々決勝に進出した。2回戦では試合途中の豪雨で一時中断するハプニングに見舞われたが、再開後も安定したライディングを披露。2、3回戦ともに首位通過を果たした。東京五輪代表候補の脇田紗良(17)も準々決勝に進んだ。

笑顔でVサインする都筑

荒波でも高得点

波を見極める能力は、もはや職人技だ。都筑は波が荒い状態の2回戦は前半に7・83点の高得点を出すなど好調な滑り出しを見せたが、豪雨と突風の影響により約3時間の中断。自らの試合がストップしたことは初体験だったが「(中断中は)お昼ご飯を食べてごろごろしてました」と笑い飛ばした。2位で迎えた後半戦。波の流れが変化したが再開早々に波の頂点で板を切り返す「オフザリップ」を決め首位に立ち、そのまま勝ち切った。
サーフィンでいうコーチとは、その日の波の状態を見て指示する人のことを指す。都筑にコーチはおらず、自らの目で判断する。「試合の中で波に乗るコツをつかんできた。負け続けたことが今につながっている」。積み上げてきた経験は今後、大きな武器となる。

脇田ギリギリ通過

2、3回戦ともに制限時間ギリギリで逆転通過を決めた脇田は「朝から見ていた波と違って苦戦したが、最後はいい波に乗れた」とホッとした表情を浮かべた。バックアップ(全体で2番目にいい点数)を試合ごとに少しずつ上げており「自分的にはもう少しできると思うけど、ファイナルまでとっておきます」と語った。

3回戦4組 (1)都筑有夢路15・60(8・60、7・00)(2)ディミティー・ストイル(オーストラリア)12・20(4・43、7・77)(3)パチャ・ケライト(オーストラリア)9・93(5・60、4・33)(4)サマンサ・シブリー(米国)9・76(4・43、5・33)
2回戦7組 (1)都筑有夢路15・03(7・83、7・20)(2)ソフィー・マックローチ(オーストラリア)12・33(5・33、7・00)(3)橋本恋9・93(4・93、5・00)(4)アン・ドス・サントス(ブラジル)8・33(4・43、3・90)

<10月18日付 スポニチ紙面掲載記事>

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