有夢路3位!!日本女子初のCT昇格射程

プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)の来季シードを懸けた女子QS(予選リーグ)3000が行われ、今年9月のQS最高位ランク大会で日本女子初制覇を果たした都筑有夢路(あむろ、18)が3位に入った。QS年間ランクは8位から5位に浮上し、来季は日本女子選手として初めてCTに昇格することがほぼ確実になった。男子のQS1000は東京五輪に条件付き内定している村上舜(22)が優勝した。

<ホワイトバッファロー日向プロ>準決勝敗退も、日本人女子初のCT参戦へ大きく前進した都筑有夢路

新しい相棒と 運命の出合い

夢の舞台はもう目の前に来た。大会前日には「今はまだランキングとか分からない場所にいるから、ポイントを取ってさらに上げたい」と有言実行。準決勝まで全てエクセレントスコア(8点以上)を叩き出してトップ通過した。「今持っているポイントより稼いでいるから、しっかり仕事はできたと思う」と語り、さらに格上のQS10000を制した実力を証明した。
躍進の要因の一つが、今年7月にサーフボードを替えたこと。「技術がある人じゃないと乗れない」とする高難度のボードを乗りこなすため、スキルを磨き上げてきた。「成長できるし、乗りこなせれば爆発する」というボードとの相性は抜群で、まさしく“運命の出合い”だった。
今季のツアー最終戦はQS6000のオーストラリア大会。「絶対に出場するし、優勝します」と話し、気持ちを引き締めた。QT上位6人が参戦できるCTに、日本人女子として初めて乗り込めば、東京五輪出場へ勢いがつくことは間違いない。

♡都筑 有夢路つづき・あむろ)2001年(平13)4月5日生まれ、埼玉県所沢市出身の18歳。4歳で神奈川県藤沢市に引っ越し、兄の影響で小5から本格的にサーフィンを始める。今年5月の一宮千葉オープンQS1000で初優勝すると、予選シリーズ最高位のQS10000となる9月のアバンカ・ガリシアクラシックプロで日本女子初優勝を飾った。試合前には現地のお菓子を食べてモチベーションを上げる。1メートル58。

五輪内定後絶好調 3年ぶり制した村上「実力出せた」

〇…3年ぶりにQSを制した村上は「うれしい。自分の実力を出せてホッとしている」と笑顔を見せた。お倉ケ浜海岸は、前回優勝した思い出の地。「日向の波は相性がいい。自分のサーフィンにも合っていたと思う」と、波も味方につけた。東京五輪の条件付き出場権を手に入れて以降、勢いは止まらない。「今が一番サーフィンがよくなっていると思う。今しかない」と来季へ、さらなる飛躍を誓った。

男子決勝 (1)村上舜15・06(7・83、7・23)(2)西修司10・03(5・00、5・03)
女子準決勝2組 (1)アリッサ・スペンサー(米国)13・50(6・50、7・00)(2)都筑有夢路9・10(3・83、5・27)

<10月21日付 スポニチ紙面掲載記事>

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