大会結果②:バリバスカップ2020 東京湾タチウオ釣り大会

バリバスカップ2020スポニチ「東京湾タチウオ釣り大会」が1日、東京湾一帯で開催された。深川・吉野屋、浦安・吉久、葛西橋・第二泉水、南六郷・ミナミ、川崎・中山丸、横浜新山下・渡辺釣船店の7隻に分乗した参加者150人の奮闘ぶりは…。

夢のドラゴンへ 150人激闘‼

親子対決は「父の負け」

大会を楽しんだ石井さん親子

横浜市・石井壮征さん(49=会社員)、那奈さん(15=高1)
親子で参加。ルアー好きの那奈さん、今季5回目の沖釣りでタチウオは110センチが自己記録。親子対決は1匹の体高勝負。「私より指が1・5倍太い父の負け」 (渡辺釣船店)

90センチを2匹「次はドラゴンサイズ」

釣り上げたタチウオを手にする土田創さん

荒川区・土田創さん(26=会社員)

釣った魚を楽しんで食べるのが目的、という。開始2時間でルアーから餌釣りへの変更が奏功し90センチを2匹。「次はドラゴンサイズを…」 (ミナミ)

駿河湾から参戦「引きが強ええ!」

左から宇佐美さん、佐久間さん、佐々木さん、後藤さん

沼津市・宇佐美良さん(34=会社員)、佐久間大輔さん(40=自営)、佐々木秀敏さん(33=農業)、後藤拳範さん(36=会社員)

駿河湾が主戦場の「静釣会」の4人が他流試合に挑み「引きが強ええ!」東京湾産を楽しんだ。結果は海釣り歴1年の宇佐美さんが船別2位。 (中山丸)

動画投稿も…「ほぼ自分の記録用」

撮影しながら大物を狙っていた舟橋夢人さん

江戸川区・舟橋夢人さん(55=会社員)

頭にウエアラブルカメラを付けながら大物を狙う。編集後にYouTubeに投稿するが、視聴数は少なく「ほとんど自分の記録用」と苦笑い。 (吉久)

35センチイシモチ連発「何で私だけ?」

特大のイシモチを連発した堀切さん

市川市・堀切由香子さん(46=看護師)

タチウオ釣り歴は5年。本命も釣れたものの35センチの特大イシモチを連発。「何で私だけ?タナが合っていなかったのかな?」 (第二泉水)

釣りガール・富士村彩花参戦記
滑り出し最悪でも最後は最高!

待望の機会に笑顔

指7本幅の優勝魚に私もこんな大型釣りたかった

これが俗に言う「ナギ倒れ」か。全体的にかなり渋い一日だったものの、表彰式で会場に集まった参加者たちの顔には笑顔が見られる。今シーズンは大会含め各催し物が軒並み中止になってしまっていたこともあって、ようやく得られた待望の機会におのおの釣果以上の充足感があったのだろう。さて筆者はというと、朝の第1投、第2投ですぐに大きな当たりがあったものの両方ともにラインカット。さらにその2投がまさかのタングステンジグ!なんと開始30分でタングステンを2個もロストしてしまうという、何とも笑えない滑り出し。釣果こそ悔しさの残る結果だったものの、船長や同じ船のメンバー、釣り仲間たちのおかげもあって最高に楽しい一日となった。安心して楽しく遊べる機会をつくっていただいた多くの方々に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。 (吉野屋)