大会結果 5月29日スポニチ紙面:協賛企業記事など

協賛2年目アイダ設計ブース大盛況‼會田社長が継続約束「これからも」

2日間で1000人

アイダ設計社員の皆さん
アイダ設計・岡田常務

協賛2年目となったアイダ設計はゴール地点となった山中湖中学校にブースを展開。アンケートに回答すると参加でき、ガーミンのランニングウオッチなどが当たるガラポン抽選会は大行列、前夜祭と当日を合わせて約1000人のランナーが訪れるほどの盛況ぶりとなった。

同社の岡田真寿美常務取締役は「皆さんに楽しんで頂きたいという気持ちでやっています。多くの方に興味を持って頂き、感動しました」と感想を語った。會田貞光代表取締役社長は「来年はさらに多くの方に来ていただけるのでは。これからも頑張って続けていきたいと思います」と大会への継続支援を約束した。 協賛による社内の反響も大きく、今年から健康づくりやマラソン大会出場を目指したワークアウト部も発足。この日も會田社長、岡田常務が一周に挑戦するなど計16人がレースに参加、「完走できるか心配」としていた會田社長、岡田常務も無事に完走した。

同社は省エネ性能に優れた住宅に与えられる「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を2年連続受賞するなど、注文住宅などが高く評価されている。

アクエリアス大活躍 約8万杯分配布

コカ・コーラボトラーズジャパンは今年もスポーツドリンク「アクエリアス」を提供し、ランナーを強力にサポートした。コース4カ所の給水場と山中湖中学に設けられたブースではパウダータイプを富士山麓のミネラルたっぷりの水で溶いた約7500㍉㍑、約8万杯分が山中湖村婦人会のボランティアにより紙コップで配られた。さらにゴール地点でも500㍉㍑入りペットボトルが参加者全員に手渡され、さっそく喉を潤す人が続出した。

サンキストが疲労回復一役オレンジ約3千個提供

サンキスト・グロワーズから、今年も米カリフォルニア産オレンジ約3000個が提供された。甘くてジューシーな味わいに加え、抗酸化物質やビタミンC、カルシウムなどの天然成分などもたっぷり含まれており、走り終わった後の疲労回復にぴったりだ。山中湖村婦人会のボランティアによって8等分にされ給水所、ゴール地点で振る舞われ大好評。一周に参加した長田愛夏さん(36)は「体に染みます。暑かったので凄くおいしい!」と喜んだ。また大会名物の豚汁もゴール地点で約1万5000食が無料配布。参加者の空腹を満たした。

 

各ブース大にぎわい スポニチマラソンサミット

「スポニチマラソンサミット」として友好関係にある「三浦国際市民マラソン」(神奈川)、「かすみがうらマラソン」(茨城)、「しまだ大井川マラソンinリバティ」(静岡)のPRブースは大盛況。三浦市名物のまぐろのテールステーキ(500円)は売り切れ、土浦れんこん(100円)も人気となり、島田市の「かなや茶娘大使」によって無料配布された冷茶も好評だった。3月の三浦、4月のかすみがうらに続きしまだは10月に大会が行われる。またスポニチ後援で11月に行われる「坂東市いわい将門ハーフマラソン」(茨城)もレースのPRを行った。

 

ゴールドウィンが参加賞 C3fit特製Tシャツ

協賛社のゴールドウインは参加賞としてグレーのC3fit特製機能Tシャツを作成、スタッフ用にはブルーのC3fit特製ウインドジャケットを用意し好評だった。山中湖中学には特設ブースを設置、C3fitシリーズの紹介、販売を行った。「インパクトブリーズロングタイツ」は腰回りや膝をサポートしながらも、そけい部や太腿には涼しいメッシュ素材を使用しており人気を集めた。ソックス類もほぼ完売。総合企画統括本部の澤田吉宏マネージャーは「どのタイツを選べばいいかなどをお話しさせていただき、喜んでいただきました」と語った。

瀬古氏ら来場

瀬古氏(左)と高村村長

開会式では大会会長の高村文教・山中湖村村長(68)があいさつ。「暑いです。体調調整に気をつけて、無理をせず頑張ってください」とエールを送った。39回目を迎えた今大会も地元団体を中心とするボランティア1200人超がランナーを手厚くサポートした。また大会アドバイザーとして瀬古利彦さん(62)、新宅雅也さん(61)、市河麻由美さん(43)が来場。10年バンクーバー五輪スピードスケート男子500㍍銅メダルの加藤条治(34=博慈会)も駆けつけてランナーをもり立てた。

 

 

渡辺王将一周完走 佐々木七段&加藤女流三段も

左から加藤女流三段、渡辺王将、佐々木七段

一周の部には将棋界から渡辺明王将(35)=棋王との2冠=をはじめ、佐々木勇気七段(24)加藤桃子女流三段(24)が初参加し、全員完走を果たした。渡辺王将は目標タイムを1時間30分~40分に設定していたというが、実際は1時間40分50秒でほぼ計算通り。「これまで最長10㌔の経験があり、13・6㌔は大丈夫だと思っていました。天気が良くて富士山も常に見えていたので疲れを感じなかったです」と笑顔を見せ「また次の機会があるなら」と意欲を見せた。1時間32分42秒の佐々木は「この日のために1カ月ほど皇居ランをして練習しました。走り切れてよかった」と話し、2時間03分09秒の加藤は「また出場してタイムを更新したいです」と汗をぬぐっていた。

 

前夜祭スペシャルライブ

大会前日の25日にはゴール地点の山中湖中学特設ステージで前夜祭が開催され、スペシャルライブにはシンガー・ソングライターの田中雄也と2人組ガールズユニットのWHY@DOLL(ホワイドール)が出演。大会アドバイザーの市河麻由美さんのランニング相談会&ピラティス体験会も行われた。

2部制となったライブで田中はギターを手に「Cheer up」など各4曲を熱唱し「熱気があふれ、楽しいライブができました」と語った。ホワイドールは「ケ・セラ・セラ」など各4曲で参加者を魅了。大会当日は一周に出場し、歩きながらも無事完走。「景色が奇麗でいい経験ができました」(浦谷はるな=写真左)、「ランナーの方に逆に励まされました」(青木千春=同右)と振り返った。

3度優勝の弓削田 吉田裕美子賞受賞

最も輝いた女性に贈られる吉田裕美子賞は16年壮年女子一周優勝、17、18年壮年女子ハーフ優勝でいずれも大会記録保持者の弓削田真理子(61)が受賞した。坂戸市在住で高校の体育教師をしており「いつまでも若く生き生きと走りたいとやってきた。ご褒美をいただけたような気持ち」と感想。今大会は壮年女子一周で惜しくも2位となったが、「人生はこれから。60代女性のフルマラソン世界記録を、サブスリー(3時間切り)を達成した人はまだいないので狙っている。大阪国際か東京マラソンで達成したい」と夢を語った。