布村幸彦氏 乾杯の音頭
思い出深い11年なでしこW杯
シンポジウムに続いて行われた懇親会では東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の布村幸彦副事務総長があいさつし、乾杯の音頭を取った。 冒頭に令和元年初、49回目となったスポーツニッポンフォーラムの開催を祝福。この日のシンポジウムについては「元トップ選手ならではのお話もたくさん聞けて、いつもと違うサッカーの魅力の見方をさせていただいた。A代表の監督は大変だなと改めて認識させていただいた」とし、「五輪代表の練習が不十分だというご指摘もいただいたので、JFAに言わなくては」と話し笑いを誘った。 自身のサッカーの思い出には11年のなでしこジャパンが優勝した女子W杯ドイツ大会決勝、日本―米国観戦を挙げ、「日本が追いつくたびに会場の雰囲気が変わり、最後は言葉に言い表せない感激を味わった」と振り返った。続けて「生の試合の迫力はぜひ会場で。東京五輪・パラリンピックも会場に足を運んでいただきたい」とアピールした。 2020東京大会のボランティアには8万人募集のところに約19万人の応募があったことも明かし、「外国籍の方も36%おられた。オールジャパン、世界の力もいただきました」と感謝。「来年3月12日からはいよいよ聖火リレーも始まります。皆さま方、スポーツニッポンをはじめとしたマスコミの方、さまざまな方の応援のもとで成功につなげていきたい」と締めくくった。