旅育マイスター・遠征リポート20-6~7月
今回は世界最大のポーカー大会、米国・ラスベガスで毎年6、7月に開催される「WSOP(World Series of Poker)」についてレポートをさせていただきます。
8年前から私は、この時期に欠かさずラスベガスに居て、ほぼ毎日ポーカー漬けの日々を送っていました。しかし、今年は新型コロナウィルスの影響もあって、中止となってしまいました。今年は時間ができた分、娘と国内巡りを楽しみ、久しぶりに日本の夏を満喫致できました。
さて、このWSOPですが、毎年約2万人近いポーカープレイヤーが世界各国から集まる、いわばポーカー界における年に一度のお祭りのようなイベントです。もちろん、アジアを代表するトッププレイヤーたちも集結し、年々日本からの参戦者も増えています。
このWSOPのメインイベントと言えば、優勝賞金が10億円を越えることですね。個人競技でこれだけ高額の賞金が手に入るスポーツって、他にはなく、夢があるところが競技ポーカーの魅力なんじゃないかなと感じています。
昨年、50周年を迎えた2019WSOPを振り返ると、参加費が1万ドルのメインイベントには、計8569人が参加。私は、昨年全く良いところがなく、初日敗退となりましたが、欧州遠征で何度か同卓してお話ししたことのあったドイツで活躍するプロポーカープレイヤーで、イラン出身のホセイン・エンサンが優勝しました。決勝の数日前、すれ違い様に「順調に残ってるから応援してね!」と言われていたので、残り3人となった時点で会場に駆けつけたんですが、プレーが長すぎて(※3人の戦いは実に9時間にも及んで)ホテルに戻り、娘と友人とテレビ越しに応援していました。
「このまま優勝したらいいなぁ~」って思っていたら、本当に優勝しちゃって、賞金は2位が6億6000万円で、優勝はなんと11億円と高額で、この金額差が全然違うから応援にも熱が入りましたね。
メインイベントの翌日、ホセインとバッタリと出会って(広いラスベガスでたまたま会えるって、凄いことですが)直接「おめでとう!」も言えて、祝勝パーティーにも呼んで頂いたり、その後も欧州遠征で顔を合わす機会も多く、娘にもクリスマスプレゼント下さったり、WhatsAppではいつもアドバイス頂戴したり、ポーカー談義したりと仲良くさせてもらっています。
今年のWSOPラスベガスは残念ながら中止となりましたが、実はオンライン上で参加できるらしく、現在ちょうどメインイベント進行中ですかね!?今年のチャンピオンは誰の手になるのか、気になっています。
普段、ラスベガスに行けない多くの日本人プレイヤーも参加しているらしく、優勝者のブレスレットを獲得した方や高額賞金GETした方もいらっしゃるとか・・・。9月6日まで参加できるトーナメント残り僅かですがあるようです。
WSOPという世界大会に今なら気軽に参加できるチャンスかもしれないですね。
私はやはりリアル対戦が好きなので、来年また無事にラスベガスで開催されることを心より願っています。
なお、私の Instagram では遠征先の様子や、日常を投稿していますのでぜひ見に来てくださいね♪