スーパーハイローラーへの挑戦編①

つぐ兄コラム-4

僕は2018年の4月からEPT(ヨーロピアンポーカーツアー)スーパーハイローラーを主軸に戦っているが、スーパーハイローラーとはゴルフで例えるならマスターズといったところだろうか。

この大会は、各国の賞金ランキングトップ3人に入っており、かつ世界ベスト50人くらいの選手が主に出場する大会だ。凄いのはそのメンバーということだけではなく、参加費が世界最高レベルになる。

アジアを主軸に行われているAPT大会などでは、参加費5000円ほどの大会や、1シーズン20万円程度あれば全ての大会に出場できる。

その一方で、僕が主戦1としているEPTでは1シーズンの参加費は合計でなんと約300万円!更に、EPTスーパーハイローラーのイベントでは、1シーズンの参加費は2000万円〜3000万円と、一気に跳ね上がる。

先ほど伝えたように、ポーカーは参加費から賞金に充当されることから高ければ高いほど賞金が跳ね上がる。もちろん負けたら、その分失うわけであるから非常に辛い。

僕は18年の4月に2年計画で、賞金総額1億2000万円以上を取る計画を立てた。具体的な計画はEPT参戦が年3回。それぞれの参加費は約2000万円で、2年で約1億2000万円かかる。参加費の約1億2000万円を回収するためには、このスーパーハイローラーで優勝または2位と3位の両方を2年以内にとれば達成することができる。負ければ、最大で約1億2000万円を失う。

しかし、勝てば2年で最大5億円ほどが見込める。そもそも、全部負けなければなんぼかは回収できる。

何度も言うが、負けの最大は約1億2000万円(笑)…。では、その参加費は如何にして捻出したのか。それは、毎月自分のお給料を使わずに貯めたお金と、3年間EPTに挑戦し、獲得した賞金を使わずに貯めて充てたわけだ。

僕なりに3年間、EPTに参戦しながらスーパーハイローラーメンバーの実力分析もできた上で参戦している。自分なら十分に戦えるし、全く怖くない。むしろトッププロやから「はめやすい」という印象だろう。