日本女子ソフトボールリーグ0926

豊田自動織機3勝

愛知・刈谷、京都、埼玉・朝霞の3会場で第7節の6試合を行った。豊田自動織機のダラス・エスコベド投手(28)は伊予銀行を1安打に抑える力投でチームは3勝目。今季2部から昇格した日本精工がデンソーを下し、2勝2敗のタイとした。

最終回に失点も/エスコベド完投

<豊田自動織機>
エスコベドが圧巻の投球を見せた。制球に主眼を置き、凡打の山を築いていく。6回を終えて出した走者は四死球の4人のみ。自身2度目となるノーヒットノーランの期待が膨らんだが、7回先頭の樋口を死球で出し、続く飯田に右中間へ二塁打を浴びた。完封も逃したが、助っ人右腕は「最後はちょっと(ノーノーを)意識したけど…。微調整していい投球ができた」とチームの勝利を喜んだ。

空回り3連敗…

<伊予銀行>
投打ともに奮わず3連敗。試合後のベンチでは、秋元理紗監督の青空ミーティングが20分続いた。「それぞれの打者が打席で工夫していない」。エスコベドの前に6回までノーヒット。先発の庄司は2回、下位打線に2死球を出してピンチを広げ、1番・江口に2点適時打、2番・竹中に左犠飛を浴びる散々な内容だった。「一人一人がしっかり役割を果たせないと、とても勝てない」と嘆き節は続いた。

◇愛知大会
ビックカメラ高崎(3勝1敗)
600 000 0―6
010 001 0―2
日立(1勝3敗)
(ビ)浜村、勝股―我妻
(日)小薗―清原
[本]工藤(ビ)清原(日)

豊田自動織機(3勝1敗)
030 001 0―4
000 000 1―1
伊予銀行(1勝3敗)
(豊)エスコベド―グッドエーカー
(伊)庄司、山口―安川、若林、安川

◇京都大会
Honda(1勝3敗)
000 000 0―0
102 000 X―3
シオノギ製薬(2勝2敗)
(H)フォード―棚町
(シ)千葉―竹林

SGホールディングス(2勝2敗)
000 000 0―0
000 001 X―1
太陽誘電(3勝1敗)
(S)パーナビー―山科
(太)藤田―佐藤
[本]佐藤(太)

◇埼玉大会
日本精工(2勝2敗)
002 002 3―7
100 020 2―5
デンソー(2勝2敗)
(日)山田、有山、藤嶋―鬼沢
(デ)原、辰巳、フーバー―吉松
[本]桜岡(デ)

戸田中央総合病院(1勝3敗)
200 100 0―3
104 000 X―5
トヨタ自動車(3勝1敗)
(戸)中村、星加―坂本
(ト)後藤、三輪、後藤―峰
[本]長井(戸)