日本女子ソフトボールリーグ1019

豊田自動織機/5位以内確定

雨で順延されていた第9節の残り4試合を2会場で行った。豊田自動織機は4本塁打でSGホールディングスに快勝。同じく2敗でこの日試合がなかったビックカメラ高崎とともに、決勝トーナメントに進出できる5位以内が確定した。

中川が3打点

〈豊田自動織機〉
4番・中川の一振りが勝利に導いた。初回2死二塁で「甘い球だけを振っていこう」と振り返った打球は、中越え2点本塁打。5回にも適時打を放って4打数2安打3打点と大暴れした。前節まで打率・190とはいえ、第7節では上野から一発を放っていた。「去年は出たり出なかったりだった」という22歳の成長はめざましい。永吉監督は「将来はチームを背負ってもらいたい選手。辛抱して使いたい」と主砲として育てる考えだ。

 

 ◇尼崎大会
豊田自動織機(7勝2敗)
200 170 0─10
000 001 0─1
SGホールディングス(2勝7敗)
(豊)エスコベド、海部、秋元―グッドエーカー、椛山
(S)パーナビー、加藤、市谷、丹羽、パーナビー―山科
[本]中川、中森、宮本、江口(豊)

日立(3勝6敗)
020 000 002─4
000 000 203×─5
シオノギ製薬(3勝6敗)
(タイブレーク9回)
(日)リケッツ―清原
(シ)吉井―竹林
[本]清原(日)数原、竹林(シ)

 ◇名古屋大会
日本精工(2勝7敗)
000 000 1─1
000 002 X─2
太陽誘電(6勝3敗)
(日)藤嶋―鬼沢
(太)藤田、尾崎―佐藤

トヨタ自動車(8勝1敗)
000 010 001 01─3
010 000 001 00─2
Honda(5勝4敗)
(タイブレーク11回)
(ト)後藤、アボット―峰
(H)常盤、フォード―大塚、棚町