日本女子ソフトボールリーグ1026

デンソー決勝T

雨天中止になった福井大会と山形大会の4試合が行われた。勝てば無条件に決勝トーナメント(T)進出が決まった太陽誘電は山形の第1試合でHondaに惜敗。福井の第2試合に登場したデンソーは、メーガン・グッド投手(25)が7回に勝ち越し弾。6勝5敗で並んだデンソーが直接対決の差で太陽誘電を上回り、決勝T最後の1枠を勝ち取った。

グッドV弾

<デンソー>
劇的に7年ぶりの決勝T進出切符をつかんだ。太陽誘電がHondaに敗れた結果を受けて迎えた第2試合。自力で突破できる条件が逆に重圧となった。6回まで0―0。均衡を破ったのは、今季加入したグッドだった。7回1死から右翼へ勝ち越し弾。大黒柱のフーバーが完封し、両外国人の力で、厳しい状況から奇跡を起こした。「日本では一試合一試合ベストを尽くしたい」と信条を話していたグッドが、決勝Tでも下克上の主役になる。

 ◇山形大会
太陽誘電(6勝5敗)
000 010 0─1
000 030 X─3
Honda(7勝4敗)
(太)藤田、尾崎、藤田―佐藤
(H)カーダ―藤家
[本]杉本(H)

豊田自動織機(7勝4敗)
000 000 00─0
000 000 01×─1
日立(5勝6敗)
(タイブレーク8回)
(豊)エスコベド―グッドエーカー
(日)リケッツ―清原

 ◇福井大会
戸田中央総合病院(3勝8敗)
010 010 000─2
001 000 101×─3
シオノギ製薬(5勝6敗)
(タイブレーク9回)
(戸)広瀬、テーラー―坂本
(シ)千葉、吉井―竹林
[本]横野、竹林(シ)

デンソー(6勝5敗)
000 000 1─1
000 000 0─0
SGホールディングス(2勝9敗)
(デ)フーバー―吉松
(S)パーナビー―山科
[本]グッド(デ)