テッド・チャンCOOが語る、アフターコロナ時代のIRの未来とは

新型コロナウイルスの封じ込めに向けた経済活動の自粛によって観光産業・エンターテインメント産業が世界的に危機的状況に置かれるなか、ギャラクシー・エンターテインメント・グループはこの困難に立ち向かうべくマカオ政府や関係機関と連携して、ゲスト、スタッフおよび地域の皆さまに向けて、感染予防・防止を徹底し、世界のIR産業をリードしてまいりました。

日本のIR開発についても、政府は選考基準において感染症対策を重視しており、また政府や各自治体が、密閉、密集、密接の3密を避ける感染拡大防止の対策を打ち出しています。

GEGは以前より、感染症対策も含め、今後、日本で発生する可能性のある様々な危機に対応すべく、ゲストや地域住民、スタッフの健康を重視する安心・安全なIRを提唱してきました。アフターコロナの世界では、さまざまなサービスの変更が必要となり、GEGのすべての施設において、ホテルやレストラン、エンターテインメント、MICE、ホスピタリティ施設の継続にあたり、幅広い安全対策を講じています。

具体的な施策としては、ゲーミングエリアや商業施設、レストランにおいて、ゲストやスタッフの入場時における検温を徹底し、手指消毒のハンドジェルを各所に配置しています。ホテルを含む共用部、バックヤードの清掃・消毒頻度も増やすなど、衛生管理を徹底してきました。弊社施設内においては、ゲスト同士のソーシャルディスタンスを確保し、特にゲーミングエリアや飲食スペースでは、座席数制限を設けています。

今後の展望として、MICEやエンターテインメント施設では、従来の展示会に加えてバーチャル展示会やバーチャル国際会議の推進に向けて、整備を進める必要があります。買い手と売り手がオンラインで繋がるため、出張をする必要がなく、IRを通じて経済活動を維持することが可能です。

また将来、パンデミックが発生した場合に備え、ソーシャルディスタンスに即対応できるように、レストラン、バー、ゲーミングエリアの設計を再考する必要があります。例えば、素早く簡易にテーブルを移動させたり、再配置できるように柔軟にデザインされていたり、最先端の換気およびモニタリングシステムなどを設置する必要があります。将来の危機に備えることで、ゲスト、スタッフ、コミュニティのニーズに対応できるようになります。

日本企業の皆さまには、こうした日本の強みとするテクノロジーを活用したビジネス開発のパイオニアとしての役割も期待されているでしょう。

GEGはこれらの取り組みを通じて感染症対策を徹底し、日本政府、パートナー、コミュニティの皆さまとともに日本で、安心・安全なIRを実現すべく、今後も全力で取り組んでまいります。

ギャラクシーエンターテインメントジャパン株式会社
最高執行責任者(COO) テッド・チャン

(Galaxy Entertainment JAPAN 提供)