日本女子ソフトボールリーグ0905
太陽誘電が開幕戦勝利
神奈川県大和市の大和スタジアムで開幕し、3試合が行われた。太陽誘電は、日本代表の主力、藤田倭投手(やまと、29)が1失点完投&先制ソロの活躍で、豊田自動織機に競り勝った。
藤田1失点完投 打でも先制ソロ
<太陽誘電>
藤田が投打に大活躍だ。投げては左打者が8人も並んだ相手打線に「自分がエースになれた自信があるボール」というカットボールで内角を攻め、5安打1失点完投。打っては3回に先制ソロを放った。相手先発はメキシコ代表のエスコベド。来年の東京五輪の1次リーグ2戦目で投げ合う可能性がある右腕から「1本打てたこと、投げ勝ったことは大きい」と今季だけにとどまらない収穫を口にした。
川畑が2発!!
〈デンソー〉
川畑が東京五輪の代表入りへ、猛アピールをした。初回は内角球を引っ張って右翼へソロ。3回1死二塁では、外角高めを合わせるように捉え、左中間へ2ランを放った。異なる打ち方の2打席連発は、体重増と「いろんな打ち方を練習してきた」という取り組みのたまもの。二塁の守備でも好プレーを2つ見せた。主将の重責を背負う。白星発進に「ホッとした」と表情を崩した。
◇神奈川大会
太陽誘電(1勝)
001 001 1─3
001 000 0─1
豊田自動織機(1敗)
(太)藤田―佐藤
(豊)エスコベド―グッドエーカー
[本]藤田、青木(太)金田(豊)
デンソー(1勝)
112 000 4─8
101 000 0─2
シオノギ製薬(1敗)
(デ)原、フーバー―吉松
(シ)吉井、千葉―竹林
[本]川畑2、グッド(デ)古藤(シ)