日本女子ソフトボールリーグ1018

トヨタ決勝T進出

愛知・名古屋、兵庫・尼崎、愛媛・松山の3会場で第9節の6試合を行った。首位を走るトヨタ自動車は2回に峰幸代(32)が2ラン。1敗をキープし、決勝トーナメント出場権のある5位以内が確定した。ビックカメラ高崎、豊田自動織機は2敗を守った。

ベテラン峰V弾

<トヨタ自動車>
2回、ベテランの峰が文句なしの2ランを左フェンス越えに放ち、決勝点。決勝トーナメント出場を決めた。「いい当たり過ぎて手元に感触がなかった。凄く気持ちよかったです」と峰。捕手としても三輪、アボットをリードして零封リレーに導いた。中西あかね監督は「(決勝には)1位か2位で行きたいのは変わりません」と、気持ちを切らさず残り3試合も全力で勝ちにいくことを誓った。

出場圏内キープ

<Honda>
効果的な2発で5勝目を挙げ4位タイで決勝トーナメント出場圏内にとどまった。しかし、残る3試合は、きょう19日のトヨタ自動車に最終節も豊田自動織機、太陽誘電との上位チームと対戦で厳しい状況は変わらない。鈴木幸司監督は「ウチは負けられない試合が続く。しっかり残り3試合も戦いたい」と4連勝にも表情は硬かった。

 ◇名古屋大会
日本精工(2勝6敗)
000 000 0─0
003 003 X─6
Honda(5勝3敗)
(日)山田、藤嶋―鬼沢
(H)カーダ、フォード―棚町
[本]佐野、塚本(H)

太陽誘電(5勝3敗)
000 000 0─0
020 101 X─4
トヨタ自動車(7勝1敗)
(太)藤田―佐藤
(ト)三輪、アボット―峰
[本]峰(ト)

 ◇松山大会
戸田中央総合病院(3勝6敗)
000 000 0─0
010 000 X─1
ビックカメラ高崎(7勝2敗)
(戸)広瀬―坂本
(ビ)上野―我妻
[本]北口(ビ)

伊予銀行(4勝5敗)
000 000 00─0
000 000 01×─1
デンソー(4勝5敗)
(タイブレーク8回)
(伊)庄司―安川
(デ)フーバー―吉松

 ◇尼崎大会
日立(3勝5敗)
010 410 1─7
100 000 1─2
SGホールディングス(2勝6敗)
(日)坂本―清原
(S)パーナビー、加藤―山科
[本]炭谷(日)、柳瀬(S)

豊田自動織機(6勝2敗)
000 000 2─2
000 000 0─0
シオノギ製薬(2勝6敗)
(豊)エスコベド―グッドエーカー
(シ)千葉―竹林
[本]中川(豊)