統合型リゾートの社会的責任~中小企業へのサポート
ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は、長きに渡ってソーシャルライセンス(社会的責任)に重きを置いてきました。 日本でも、昨年12月、カジノを含む統合型リゾート(IR)の、最大3箇所の整備地域を選定する基準を盛り込んだ基本方針を決定し、着実に日本のIR実現に向けて進んでいます。
GEGが大切にしている、IRにおけるソーシャルライセンスについてご紹介します、IRが担うソーシャルライセンスは多岐にわたっています。
中小企業へのサポートで、最もユニークでわかりやすい事例は、ブロードウエイ・マカオのフードストリートです。今回はゲーミングの業界紙「IAG」も取り上げた、中小企業へのサポートについてご紹介します。
GEGは、2015年から地元の伝統的な食品や飲料ブランドの近代化と企業化の支援を積極的に行い、ブロードウェイ・マカオのフードストリートに誘致し、出店をさせてきました。
このプロジェクトは当初、観光客に焦点を当てていました、観光客の方々が、街や路地に行かなくとも、マカオの本格的な料理を一か所で楽しめるようなフートストリートを計画していました。
誘致・出店したお店は人気店でなくとも、味に定評のある、本格的で特別な地元の店を入念に調査し、一軒ずつ訪ねて丁寧に交渉し、このプロジェクトに加わって頂きました。
マカオで54年続く伝統的なデザート店を運営し、ブロードウエイ・マカオのフードストリートプロジェクトに参画したイウ氏は、「観光客だけではなく、若年層のニーズが高いため、他店では提供してないマンゴーパンケーキなど、ニーズに合った新しい試みの機会を与えてくれた」と語りました。
しかし、GEGが提供するサポートは単に出店して事業を成功させるだけではなく、店舗運営にとって衛生面も重要視し、サポートしてきました。
具体的には、週に2回の衛生検査を始めたことで、調理方法が大幅に改善され、食品の保存、衛生、製造期間に基準が設けられました。
さらに調達、研修、ワークショップ招待、プロモーションなど様々な支援を行っています。
IRは大型施設ですが、地元の中小企業に協力し利益を上げるだけではなく、その成長する姿を見守るのも私たち、GEGの喜びでもあります。
そして、ブロードウエイ・フードストリートは、観光客だけではなく今では地元のお客様にも大人気なフードストリートとなっています。
(Galaxy Entertainment JAPAN 提供)